貧乏ゆすりに関する僕のエピソード
やあみんな。
リョウタロウだ。
今回はタイトルにもある通り"貧乏ゆすりに関する僕のエピソード"ということで2つ思うことを紹介したい。
まず貧乏ゆすりをしていると92%の確率で恋愛対象から外される。(圧倒的オレ調べ)
うん。だってまず貧乏ゆすりしてる奴いたらイライラするだろ。僕だって自分が今、たまたま貧乏ゆすりしてないだけで、してる時に周りの人のことなんて考やしないのに、されたらイライラする。そんな自分本位な貧乏ゆすり。ユスラー。
エピソード1〜ラブレター〜
以前の話、高校時代のことだ。僕は大学受験のため、一応塾に通っていた。結果は失敗。原因は明らかな勉強不足。
それはさておきその塾で事件は起きた。オレはまあ気が向けば自習室に行き、気ままに勉強していたわけなんだが。しばらく通っていると自然と生徒の顔ぶれもなんとなくだけどわかってくる。「この人前もいたな」とか、「こいつなんか見てくるんだけどキモ」とか。(目が合うのはお前もオレを見てるからっていうのはまじだと思う。)
キモいといえば先日インスタに上がった友人のプリクラの投稿を見て「あれ、太った?」とか思って、それをそのまま送ったら「え、キモ」と一言返信が来て、次の瞬間ブロックされてしまった。
話を元に戻そう。
前述の通り小さな変化にも気付くことのできる、いわゆる女性にモテるタイプの僕だ。いつものように自習室で勉強していた僕は貧乏ゆすりをし、音楽を聴きながらカリカリやっていた。
僕の右斜め前には天使がいた。制服で塾に来る生徒の多い中、彼女は一風変わった古着テイストのコーデで、そして何より当時から乃木坂が好きだった僕(もちろん今も関心があります)にとって、彼女の清楚感と三つ編みの醸し出す雰囲気が気になっていた。そう、いわゆる気になる女の子だ。なので僕のふとした時の意識は4:6で勉強と天使にいっていた。
そして嘘のようだが、彼女もまた僕を意識していた。エレベーターで出会った時には会釈したし、自習室でもなんか横目で僕を見ているような気がした。
そしてついにある日、その天使から話しかけられた。天使は恥ずかしそうに下を向き、小さな紙切れを渡してきた。僕は机の上に置かれたそれをみて一瞬で察した。
これはラブレター
そう。小学生、中学生時代を思い出して欲しい。授業中に手紙を回したりしなかっただろうか。うんうん。そういうことだ。ついに僕はこんな塾、こんな可愛い子と恋愛ができるなんて!!そう思い、緊張しながら手紙を開けた。
僕の人生において背筋が凍ったのは後にも先にもその時しかない。手紙にはこう書かれていた。
「集中できないんで、貧乏をゆすりやめてください」
僕は本当にびっくりした。100%ラブレターだと思って信じて疑わなかった。僕はその手紙を広げたまま5分は静止していたと思う。この時間が長いか短いかはどうだっていい。彼女に対してとんでもないことをしてしまったとこの時本当に申し訳なく思ったのを今でも覚えている。入塾し、幸か不幸か、いや間違いなく彼女にとっては不幸なんだが、自習室の席は決められていたので、彼女と僕の位置関係は当分変わらない。4月から数えても夏期講習真っ只中の今までしっかり僕の貧乏ゆすりを横目に焼き付け、一切集中させてもらえない日々を過ごしていたのかと思うと僕は本当に...。そんなことを思っているうちにまた何分か経って、僕は震える手で「ごめんなさい、もうしません」と返事を書き、彼女の机にその小さく折りたたまれたレターを返した。
僕は本当にその日は一生分驚いたので勉強は手につかなかった。そしてそれ以降、彼女に会うことはもうなかった。嘘みたいだろ?僕は罪悪感から塾の受付の仲の良いお兄さんにその話をしてみた。お兄さんはそんなことは話してなかったと言っていたので、苦情を伝えていなかったと思う。ということは彼女は本当に困っていたんだと思う。
そんなエピソード。
貧乏ゆすりは集中力向上に役立つとあの頃は本気で思っていた。以前誰かが単純作業は頭の中が整理されるからとかなんとかで、とにかく本当に作業に集中できるようになるらしい。そんなわけで、貧乏ゆすりをしながらの勉強の効果は実感できると思う。しかし他人に与えている不快感は計り知れない。そんな小さなことと思うが、朝の満員電車では何気なくぶつかったり、ぶつかられたりすることがあると思う。それがわざとだろ!!ってくらいの勢いで振り返り睨んできたり、舌打ちする人がいるんじゃないか。それと同じ。みんな自分は良いと思っている。ぶつかっても謝らないし、これくらいと思っている。僕もそうだ。自分が靴のかかとを踏まれればものすごい嫌な気分(靴が好きだから)になる。のに踏んでしまっても、ごめんなさいとは言えずにスーっと誤魔化す。なんてやつだ。僕はこの場を借りて、もう二度とそんな人間以下の行いはしないと誓おう。
エピソード2〜ドラム〜
ではどんな人なら貧乏ゆすりを許されるのかを考えてみようではないか。貧乏ゆすりが犯罪であるとしたら、どんな場合なら貧乏ゆすりをしても許されるのか。
僕はわかってしまった。犯罪ではなく、合法的に貧乏ゆすりをする方法。それは、
ドラム
これに限る。ドラムをやっている人なら絶対に、リズムやらなんやらのバイブスを感じているからとか言えば非難されないされるわけがない。
そこでだ。僕が考えたのはまさにそれだ。
「貧乏ゆすり、やめなさい!」
これをよく耳にする。
貧乏ゆすりを合法化で行う方法は1つ。
それは
「ああごめん、オレドラムやってたから。」
と返答すること。間違いない。これに限る。
僕はこう思うヨ
今回僕はまあ2つ貧乏ゆすりにまつわるエピソードを紹介してしまいました。貧乏ゆすりは単純動作の繰り返しという観点から集中力アップに良いとされていますが、諸刃の剣かもしれません。
あなたの周りに意中の女性がいなくても、誰かを知らないうちに傷つけている"貧乏ゆすり"
ちなみに英語ではjitteringやfidgetingというそうです。
ということは「貧乏ゆすり やめんかい!」
これは英語でStop Jittering(ジッターリング)!!!
ですね。
Stop shaking your legs!
と言った方が馴染みがあるかもしれません。
ちなみに僕の好きなタイプは肉じゃがを手で食べるタイプの女の子です。皆さんも知らぬうちに幻滅されないようにお過ごしください〜