【ぼっち合宿免許日記】第8話 さっきも言ったからってそれは伝わってるか否かとは関係ない 301106
7:00に起きた僕は8:00に起きた(?)
学科が10:00から三連続入っている。
多分三度寝くらいはしたんじゃないかなと思う。
8:30過ぎ、いつものごとくヴィドフランスへ行き、
クロックムッシュ、バナナ、オレンジジュース、
そして今日は一週間に渡る野菜不足からサラダを+50円(税込)で追加した。
クロロムッシュとはカリッとした紳士という意味があるらしい。
もちろん知らなかった。
見た目は完全にフレンチトーストのハムチーズサンドだ。
結局毎日ヴィドフランス。
ありがたい。
そんなに朝から食べれるわけではないのでバナナは持ち帰る。
バスには乗らず散歩がてら歩いて教習所へ向かう。
徒歩10数分だ。
朝は気持ちがいい。
仮免も終わったことだし、
効果測定に向けて軽く今までの学科の範囲を復習した。
教習所には自習室がある。
まあ設備的にも文句はない。
お昼までに学科を三時間も続けて受けた。
まあまあ疲れたが、学科を再び受けられているのは仮免のストレスからすればかなり幸せな状況だった。要するに座ってお勉強している間が花ってこと。
まあまあ運転はストレスが溜まる。
本当におかしな話だと思う。
お金を払って来ているのに、どんな教官(おっさん)と当たるかわからないし、僕のままでいるとダメで、そのおっさんそれぞれが違って、だから何が言いたいかって、大変ってこと。
お昼は牛丼をいただいた。
もちろん七味を振る。
七味マシマシだ。
食べ終わって2h空いてなんと再び学科を2h、そして実車という流れだ。
学科の先生はどの先生も少なからず癖があり、いや学科に限ったことではなかった。
教習所の教官は全員f××k
今日受けた授業のなかで一人鼻につく話し方の先生がいた(笑)
なんだか知らないが自分の事故の体験をひたすら語っていた。
免許証じゃなくて名刺を出してくる人にはしっかり免許証を出してもらえとか、
まあ扱う項の内容に関連したエピソードを話してくれるんだが、
なんか警察に加害者に対して罰を望むか否かを問われ、もちろん望むと答えたとか、
バイクで雨の日に急ブレーキをかけろって先輩教官に言われたとか。
なんかオレやってやったぞみたいな話し方を終始していて、
聞いているのが疲れた。
ここは飲み会じゃあないぞと思った。
この教官が最悪だった。
竹内ィィイイ!!!
夜18:00~だったのでここを目印にしてここまで下がれなんて言われてもいまいちわからなかった。もう11月にもなると外は真っ暗。
運転席を基準にした目印は助手席に乗っていてはいまいちわからないことが僕にはあった。
聞き返すとさっきも言ったよと何回か言われた。
オレがわかってるかわかってないかなんてさっき言ったかどうかは関係ない。
それでも聞いているんだからそれはわからないってことじゃあないか。
本当にキレそうになった。
納得は全てに優先する(ジャイロ)。
相手の立場に立ち物事を考えるということは忘れてしまいがちだが、とても簡単に考えを改めさせてくれる。自分はそう思っていても、世間や隣にいる子はそう思っていないってことはよくあると思う。
送迎バスに乗り、駅で降りる。
今日は定食屋いちばんで野菜炒め定食を食べた。
前回ここでカツカレーを食べた時から気になっていた。
予想通りとっても美味しかった。
少しオイリーな感じも僕は好きだった。
野菜不足だし、今の僕にはベストの皿だった。
テーブルについて注文後、リュックを確認すると、なんとミールクーポンを忘れてしまったのだ。
ミールクーポンとは教習所から支給されるお食事券だ。
840円の範囲で、また差額分は現金で補い、使うことができる。
ひとまず現金で払い、ホテルに戻り再びクーポンを持って来れば返金していただけるか聞いてみた。
おばちゃんは笑顔で了承して来れた。
というか話を聞く前から笑顔で、いいよ〜いいよ〜って感じだった。
戻ってきたら声かけてね〜って。
僕は泣きそうになった。
誰かに無償で優しくしてもらったのはいつぶりだろう。
教習所なんて嫌な教官に当たれば、まあこっちが気を遣う。
なぜだ。お金を払って、初めてやることについて質問をしただけで、機嫌を損ね、気乗りしない態度で進められる。
勘弁してほしい。
厳しさは必要だとは思うが、本質とずれたところに気を遣いたくない。
まあ仕方がないか。
かわいいなと思って往なすしかない。
再びクーポンを持って行き、おばちゃんの笑顔に癒される。
次はオムライスをいただこう。
泣いた。
明日は9:00~。
明日もなかなかハードなスケジュールが待っている。
というかもう卒業まで一週間ないのだ。
新潟との毎日はもうすぐ終わる。
食事もそうだが、大事に過ごそう。
観光は十分した。
免許もしっかり延泊せずに取って、ドヤ顔で教習所を去りたい。
そのためには素直がいちばんだ。
あの女子ーズの文句ばかり言ってるやつは見事に仮免試験に落ちていた。
明日もどんなクソ教官にぶち当たるかわからないが、しっかり安全確認しまくって合図も出して、それでも嫌なことがあったら教官のせいにしよう。
逃げて責められるのは人間くらいだろ。
ビールを飲んで寝た。